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現地滞在プログラム 応募
現地滞在プログラムに応募される方につきましては、「キモチ、あつまるプロジェクト」募集要項をご確認の上、以下応募フォームよりご応募ください。
2011年に発生した東日本大震災は、東日本全域に大きな被害をもたらしました。
福島県では、地震・津波により、福島第一原子力発電所が全電源を焼失し、
未だかつて経験したことのない原子力災害が発生しました。
放射性物質が放出し、ピーク時(2012年5月)には約16万人に避難指示が発令されました。
避難指示が続く中、それぞれの町では復興に向けて
除染やインフラ復旧、生活基盤の再生が進められ、
浪江町では、発災から6年後、
大熊町では、発災から8年後、
双葉町では、発災から11年半後※1に、
町の一部避難指示が初めて解除され、一部の地域で住めるようになっていきました。
県内の住宅や施設の除染はおおむね完了し、避難指示の区域は縮小されつつあります。
現在は、「帰還困難区域」※2の中での
“復興の拠点”となるエリア※3の整備も行われ、
日々、町の中心市街地の再生に向け、復興がすすんでいます。
※1 2020年3月の一部避難指示解除の後も、双葉町では全町民の避難が継続していた。
2022年8月30日午前0時、帰還困難区域の避難指示が一部解除され、発災後、約11年半ぶりに双葉町での居住が可能となった。
※2 放射線量が高いレベルであるため、避難を求める区域のこと。区域の周りにはバリケードなどが張り巡らされ、物理的な防護措置が行われている。
※3 「特定復興再生拠点区域」として、帰還困難区域内でも避難指示を解除し、居住を可能とする区域のこと。
それぞれの町で復興がすすむ中、
URでは、これまでのまちづくりによるノウハウや技術力を活かし、
大熊町、双葉町、浪江町とそれぞれ協定を結び、
復興まちづくりの計画段階からハード整備まで、支援をすすめてきました。
ハード整備の支援では、それぞれの町の新しい拠点の整備や、
公的施設(役場の庁舎など)を建設する際の技術支援を行っています。
ただ、一度住民・経済活動がゼロになってしまった地域では、
従来のように『住宅や施設の整備をすすめれば人が戻ってくる』という前提で
まちづくりをすすめることはできません。
そこで、ハード整備の支援に加えて、
地域かかわる人(関係人口)を巻き込み、増やしていく
というソフト支援の取り組みも、
まちや地域の方々と連携しながら一緒に活動をすすめています。
新しい拠点が整備され、
施設が立ち始め、
地域のにぎわいづくりや交流が生まれ始め…
と、復興まちづくりがすすむ中、
それぞれの町が、未来に向けて持続可能なまちへと
“さらに”歩みをすすめていくには、
もっと多くの人々の力や関わりがとても重要です。
このふくしま浜通りで、復興に携わる人と出会い、
この地域や人々と少しでもつながりをもってみたい、と思う。
そんな人を増やしていくひとつのきっかけとして、
このプロジェクトは始まりました。
「キモチ、あつまるプロジェクト」開催概要
福島県浜通りの原子力災害被災地域では、徐々に避難指示が解除され人が戻りつつあります。また、昨年特定復興再生拠点区域の避難指示解除により、全町避難が最も長く続いていた双葉町でも、約11年半ぶりにかつての中心市街地で居住が可能となりました。
しかし、長期間にわたる避難生活を背景に、町が目標とする人口になかなか戻らないことなどが課題となっています。
UR都市機構は復興拠点整備等のハード整備だけではなく、交流人口・関係人口の創出・拡大や中心部の賑わい・交流づくりに向けて、地域プレイヤーの発掘・連携、関係者を巻き込みながらの実証活動を軸に、ソフト支援にも取り組んでいます。
その一環として、これから未来を歩む世代が被災地域のことを知り、復興に関心を持ち、行動する一つのきっかけ作りとなるよう、「キモチ、あつまるプロジェクト」を実施します。
Liveビューイング当落案内 |
2023年5月25日(木) 抽選結果は、メールにてご案内いたします。 |
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Liveビューイング当選案内 | 2023年5月25日(木) |
現地滞在プログラム 申込 | 2023年3月17日(金)〜6月30日(金) |
事前オリエンテーション | 2023年6月3日(土) ※Liveビューイング(於・クラフトビレッジ西小山)での参加申込は締切りました。 ※Live配信(第一部のみ)の申込は、コチラから6月2日(金)まで可能です。 |
現地滞在プログラム申込 | 2023年6月30日(金)締切 ※既に申込済みの方は、事前オリエンテーションの内容を踏まえ、申込内容の修正が可能です。 ※事前オリエンテーションに参加できなかった方も、コチラからアーカイブ配信をご覧いただくことで申込いただけます。(6月10日より配信開始予定) |
選考結果通知 | 7月中旬 |
現地滞在プログラム 実施 | 2023年8月29日(火)〜8月31日(木) |
2023年6月3日(土) 15:00~19:30
クラフトビレッジ西小山
〒152-0011 東京都目黒区原町1丁目7-8 東急目黒線西小山駅徒歩1分)
※予定変更になりましたので、ご確認ください。
(今後も一部変更となる可能性がございます。)
■第1部 別会場(スタジオ撮影)にて行い、使用会場に設置したテレビモニターにてご視聴いただきます。
時 間 | 内 容 |
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15:00-16:30 | 開会挨拶/本プロジェクト概要紹介 |
講演者によるトークセッション ・講演者自己紹介 ・復興への関わり、想いについて ・次世代を担う学生へのメッセージ ※講演者 CANDLE JUNEさん 舞木 勝さん 官林 春奈さん 馬場 立治さん |
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URが行う復興支援の紹介 | |
本プロジェクトの今後の流れ | |
質疑・意見交換 |
■第2部 第一部のLiveビューイングにご参加いただいた方を対象に、交流会を行います。
時 間 | 内 容 |
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16:40~17:30 | 交流会(前半) ・第一部で講演いただいたCANDLE JUNEさんと、福島の復興について語り合います。 |
17:30~18:00 |
休憩 ・福島料理のお弁当をご用意しております。 |
18:00~19:30 | 交流会(後半) ・第一部で講演をいただいた官林 春奈さん、馬場 立治さん、復興事業に携わるUR職員、そして参加者の皆さん同士で交流します。 |
アーティスト・フィールドデザイン・ ディレクター。
一般社団法人LOVE FOR NIPPON代表。1994年、キャンドル制作を始めました。「灯す場所」にこだわり様々なフィールドで空間演出を行い、キャンドルデコレーションというジャンルを確立。2001年、原爆の残り火とされる「平和の火」を広島で灯してからは「Candle Odyssey」と称し、悲しみの地を巡る旅を続けており、2011年、東日本大震災を受けて「一般社団法人LOVE FOR NIPPON」を発足し支援活動を始めました。月命日の11日には、毎月福島各地でキャンドルナイトを行い、3月11日には「SONG OF THE EARTH 311 FUKUSHIMA」を開催しております。
現在はLOVE FOR NIPPON双葉支部 支部長として取り組んでおります。双葉町で育ち、震災前から原発で働き、震災直後も原発の復興と廃炉に向けての作業をしていました。それが復興だと思っていましたが、CANDLE JUNEさんと出会い自分や家族に楽しい事や笑顔を教えてもらいました。そんな復興の仕方もある事を知り、大きな事は出来なくても、一人でも笑顔に出来る様な「心の復興」を取り組む事が出来たらと思っています。
震災後、映像を学びカメラマンに。故郷で起きた真実を風化させたくない思いから「震災写真展」を開催する等小さなアクションですが自分にできることで地元に関わってきました。いつか双葉町に戻ると決めており、双葉町の活性化に協力できればとの思いから、LOVE FOR NIPPONの一員として記録撮影等の担当をしています。
千葉県出身のアートディレクター 。多摩美術大学卒業。国内外の企業・メーカーの広告・商品カタログ・プロモーションの企画デザインを担当しております。2011年より、ボランティアで被災地支援活動を開始。数々の東北被災地復興プロジェクトに参加し、地域企業との商品開発や自治体等のプロモーション活動を行う。現在、福島と東京の二拠点で活動しております。
事前オリエンテーションのLiveビューイングは、応募を締切りました。
Live配信にご応募される方につきましては、「きもち、あつまるプロジェクト」募集要項を確認の上、以下応募フォームよりご応募ください。
6月3日(土)の事前オリエンテーション(Liveビューイング、Live配信)にご参加できない方につきましては、アーカイブ動画を視聴いただくことで、「現地滞在プログラム」へのご応募が可能です。公開までお待ちください。
現地滞在プログラム 応募
現地滞在プログラムに応募される方につきましては、「キモチ、あつまるプロジェクト」募集要項をご確認の上、以下応募フォームよりご応募ください。
現地滞在プログラム(ふくしま浜通り未来へのまちづくりスタディツアー)
実施概要
2023年8月29日(火)~31日(木)/2泊3日
地域で復興に携わる方々との交流会
URが行う復興まちづくり支援の現地フィールドワーク
復興へ向けたワークショップなど(予定)
ワークショップについては、グラフィックレコーディングなどを用いてビジュアライズしながら実施し、イメージを膨らませる工夫をします。
●グラフィックレコーディングの様子
まちづくりの知識等はなくても本プログラムへご参加いただけます。
復興への想いの共有と発信にご協力いただける方をお待ちしております。
参加者最寄りのJR駅・空港~集合場所(福島県内)の往復交通費(私鉄及び地下鉄区間を除く)
※遠方の方で前泊が必要な場合の宿泊費
1~3日目昼食、1・2日目夕食、2・3日目朝食、宿泊費、現地体験費用、集合から解散までの現地交通費
※上記以外の交通費・食事代・飲食代・クリーニング代・電話代等個人的性質の諸費用・任意の旅行保険料等は、参加者の自己負担となります。